日々を楽しく過ごすために知っておきたいこと2

「日々を楽しく過ごすために知っておきたいこと1」(前回の記事)
視野が狭い状態というのは、
やさしく言えば「自分を守ろうとしている状態」です。
でも厳密に言うと、こうです。
視野が狭い=自分のことしか考えられない。
なぜなら、心の中のカメラが「自分の苦しさ」に固定されてしまうから。
「私はどれだけ苦しいのか」
「私はどれだけダメな状況なのか」
「私はどれだけ遅れているのか」
痛みの場所ばかりを拡大して、
そこが世界の全部に見えてしまう。
顕微鏡を覗いているとき、
壁の「汚れ」しか見えなかったように。
自分の中の「汚れ」に見える部分だけを見てしまう。
そして、ここが一番つらいポイントです。
顕微鏡で見えるのは、たしかに「あるもの」です。
ほこりも、雑菌も、存在はしている。
だからこそ、心がこう言い出す。
「ほら、やっぱり私はダメだ」
「現実は最悪だ」
「もう終わりだ」
でもそれは、結論ではありません。
倍率のせいです。
では、倍率を戻すにはどうするか。
ここで多くの人がやりがちな間違いがあります。
無理にポジティブになろうとする。
自分に言い聞かせようとする。
でも、顕微鏡を覗いたまま
「この壁は綺麗だ!」と唱えても、
目に入るのは相変わらず「汚れ」です。
だから発想を変えます。
視野を広げるために必要なのは、
自分の内側を説得することではなく、
自分の外側に視線を動かすことです。
そのための一番やさしい方法が、
「誰かを応援する」こと。
身近な人じゃなくてもいい。
テレビの向こうの誰かでもいい。
ニュースで見た人でも、スポーツ選手でも、
今日たまたま見かけた店員さんでもいい。
ポイントはたったひとつ。
「良いところ」を探して応援することです。
たとえば、こんなふうに。
・レジの人が丁寧だった →「この丁寧さ、すごい」
・電車で子どもをあやしていた人 →「頑張ってる」
・テレビで挑戦していた人 →「怖いのに前に出てる」
声に出さなくてもいい。
心の中で、そっと言えばいい。
「いいね」
「えらい」
「よくやってる」
たったそれだけで、
あなたの視点は「外」に開き始めます。
なぜなら、応援とは
自分の視線を「自分の痛み」から一度はずす行為だからです。
顕微鏡を覗きっぱなしだった目が、
ふっと顔を上げる瞬間。
その一瞬で、呼吸が戻ります。
そして、もっと大事なことが起きます。
(このつづきは 1/6 次回お伝えします)
「日々を楽しく過ごすために知っておきたいこと3」
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