「承認欲求」という欲求はない!?
夜、なんとなくスマホを開いて、自分のSNS投稿を見て。
「この投稿、まあまあ頑張って書いたのになぁ…」
反応は少なくて、ちょっと寂しい気持ちになる。
――って、こういうの、誰にでもありますよね?
私もふと考えることがあります。
「これって、誰に見てもらいたくて書いたんだっけ?」
「なんで、こんなに反応が気になるんだろう?」って。
で、そこで気づくんです。
「あれ? 私って誰かに認めてほしいって思ってるんじゃない?」って。
目次
承認欲求って、実は「ほんとの欲求」じゃない
私たち、よく「承認欲求があるのは当然」って思いがちですけど、
実はそれって、「本来の欲求」とはちょっと違うものだったりします。
たとえば…
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自分には価値がないかもしれない
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誰かに嫌われたくない
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無視されるのが怖い
――こういう不安や寂しさから、「認めてほしい」って気持ちが生まれる。
つまり、「誰かに認められたい」っていうのは、ネガティブな感情への「反応」なんですね。
でね、面白いのが、この「承認欲求」って、安心できる環境にいたり、自分の価値をちゃんと感じられるようになったりすると、自然と消えていくんです。
だからこそ、「それって本当に私がやりたいこと?」って問い直すことが大事だったりします。
「それ、誰のためにやろうとしてる?」って聞いてみよう
たとえば、何かやりたいことが出てきたとき。
「インスタで発信してみたい」とか、「資格を取ってみたい」とか。
そんなとき、こんなふうに聞いてみてください。
「これって、私がほんとにやりたいこと?」
「それとも、誰かに認められたくてやろうとしてる?」
この問いかけ、すごく大事。
たとえば「誰かに褒められたいから始めた趣味」って、褒められなくなった瞬間、やる気がしぼんじゃったりしませんか?
でも、「なんか楽しいからやってる」っていうものって、周りがどうでも続けられるし、自分の中がどんどん満たされていきます。
「○の気持ち」で進む人生は、自然と楽しくなる
ちょっと想像してみてください。
風船をふくらませるときに、その風船に「○(マル)」とか「×(バツ)」のマークが描かれてたとしたら?
ふくらませるたびに、そのマークもどんどん大きくなりますよね。
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「○」=好き、楽しい、嬉しいって気持ちから始まったこと
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「×」=不安、恐れ、寂しさから始まったこと
どちらをふくらませたいですか?
私は、「○」のほうを育てていきたいなって思います。
「最近、なんかつまらないな…」って感じるときは
毎日がなんだか退屈で、「なにしてもワクワクしないな…」って思うとき。
そんなときは、ちょっと立ち止まって、自分に聞いてみてください。
「私、なんのためにこれやってるんだろう?」
「それ、ほんとにやりたいのかな?」って。
たとえば、
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怒られたくないから仕事をがんばる
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目立たないように空気を読む
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誰かの機嫌をうかがいながら動く
――こんな“×の動機”で動いてたら、そりゃ人生つまらなく感じるのも当然です。
でも、「やってみたい」「楽しそう」「ワクワクする」って気持ちから動いてみると、びっくりするくらい、毎日がちょっとずつ色づいてきたりします。
今日からできる、ほんとの欲求とのつながり方
じゃあどうすればいいのか?
すごくシンプルです。
「これって、どこから湧いてきた気持ちなんだろう?」って、毎日ちょっとずつ、自分に問いかけてみるだけ。
そして、答えが「楽しいから」とか「やってみたいから」だったら、そのままGO!
でも、「誰かに認められたいから」とか「嫌われたくないから」だったら、ちょっと立ち止まってみて。
本当にやりたいことって
「誰にも認められなくてもやりたいこと」だから
あなたは希望の風船に、何を描きたいですか?
人生って、自分の気持ちでふくらませていく風船みたいなものだと思っています。
○の気持ちでふくらませれば、自然と明るい世界が広がっていくし、
×の気持ちでふくらませてたら、どこかで息切れしちゃう。
だからまずは、自分の“ほんとの気持ち”と向き合うことから始めてみる。
今日のあなたが選ぶ動機が、これからの毎日をつくっていきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今日のあなたの心が晴れやかになりますように♪🍀
こころ晴れ晴れサポーター かわはら
「著書」
苦しみを乗り越え 心の痛みを解放する テープ式心理学: 感情の波が激しく疲れやすい人が、自分の心の苦しみを癒し、心の平穏を手に入れる方法 (字蔵出版) amzn.asia